コラム 〜"真の美しさ"への近道〜
   「・・・私のクンダリーニ覚醒 グレイス・リー」 2008.2.25
その体験がクンダリーニ覚醒であったことを確信し、受け入れるまで八年の時間を必要としました。

言葉での説明に戸惑うくらい、その体験はあんまりにも強烈なものでした。

生まれて初めてした丹田呼吸を始めた数か月前から、お腹の中で動きながら、大きくなっていく、正体不明のエネルギーがありました。

2000年2月19日、尾てい骨の奥深いところから、光と恍惚とともに目覚め、台風のようにパワフルに背骨を上昇するエネルギーに出会えました。
瓶のふたを開けながら出てきたように、回転しながら目覚めたエネルギーとの出会いは、長い間、探し求めてきた存在そのもの、大いなる正真正銘の私との繋がりでした。
逆らい切れない強いエネルギーの上昇で、背骨が折れてしまうではないか、このまま胸を通れば、心臓が破裂し、頭がふっとばされるのでは、と思いました。
恍惚による溢れだす涙と、上昇エネルギーとともに、自分の中から出る人の声だとは思えないような、まるで狼の遠吠えにも似たような、原始的なその声とともに上がり、後頭部の上部から頭頂部を溶かしながら消えていった感じでした。
続いて、もう少し優しく2回目の上昇がありました。
頭頂部が消えてしまったようで私と外の境界線がなくなって私そのものが溶けていく時、確かに聞こえた内なる声がありました。

しかし、その後の道程は暗夜そのものでした。
別の次元のエネルギーとの反発で、三ヶ月間のからだ全体の痛み、微熱、肉体と精神のずれからくる違和感に悩まされました。

その後、闇の底まで落ちていた三年にも及ぶ魂の暗夜の体験がありました。
闇の底で、私が命さえ投げ捨てる覚悟で、献身の約束を交わしたとき闇が消え去りゆっくりと穏やかな朝が来ました。

出会いとシンクロにシティの連続で、学習が始まりました。
だれかに助けを求めるように、その現象を解明したくて捜し求めた道のりが、クンダリーニ覚醒のプロセスであったことを8年が立った今、やっと理解しました。

そして、気が付いたら、私はタオイストになっていました。
決して抽象的ではない形で、人の言葉で説明できる道具と手段を用いての代替医療であるカイロプラックティックとオステオパシー、温熱療法、タオイズムに基づいたエクササイズを仕事をやらせてもらうようになりました。

長い間、封印していたクンダリーニ体験がやっと紐解かれ、エネルギーと自分の身体を調和させていくその解明の過程で会得したものがBMSエクササイズ「TAO美禅」そのものです。
エクササイズに関しては、私個人としてもかけがえのない深い思いがあります。
また、一時、見捨てられたと思ったこともあるくらい、闇と光が交差したその体験によって、人々との繋がりが出来てとても嬉しいです。
現実の中、人との輪の中で生きることを前提に、与えられた時間を、より豊かに生きるお手伝いができれば幸いです。



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