コラム 〜"真の美しさ"への近道〜
   【易学を通じて Vol.3  天職に就く人は 】 2007.6.23
働くすべての人が、今やっているこの仕事が天職であることを実感していれば、この社会はより素晴らしくなるのに違いない。一人一人個人には、全体の中での役割があります。易で示すその役割とは、大きく三つに分けられます。
まず、万物の運行のスタートである、木を育てる人、つまり、社会の循環の源とも言える人材を育成する人がいます。二つ目は、溶金成器することで、形を整え使えるものにする人がいます。三つ目は、輝いて、そのエネルギーをもって、この世を豊かにする人がいます。
不思議なことではありますが、ほとんどの人が戸惑いながら、回り道をしながらでも行くべき道へと辿り着くようです。間違った道へ迷い込んだ場合は、かなり激しい身体の不調として表れ、それ以上進めなくなります。正しい道を歩みながらでも、天職であることを喜んで受け入れて歩む人と、常に疑いながら不満の中で生きる人もいます。
仕事とは、責任と忍耐を必要とするもので、天職であるとしても、次から次へと立ち上がる壁、壁の連続であるような気がします。だからこそ、成長の喜びや達成の満たされた至福感を味わうことができます。
私の知り合いの人で、建築会社を営む人がいます。彼はご自分の仕事を天職であると常に認識し、よりいい働きで人の役に立つことを楽しんでいるようです。易での彼の役割は、万物の中央にある盛り上がった土である山で、鉱脈をもっている鉱山になっています。出発は、金を掘り出すこと、つまり、土生金することで、なんにもないところからの創造です。
その次が、金生水になっており、掘り出した金を栄養のあるエネルギーの水にかえることになります。続いて、水生木になり、生命の水で、木の育てることに繋がっています。木を育てることとは、自然の循環の基本になる人を生かすことにつながります。
素晴らしく恵まれたカードの持ち主であると思いますが、その豊かな波に乗れたのは、なにより、彼の人の役に立ちたいという素直な気持ちと、前向きのやる気がより良い運を呼び寄せたのだと思います。肯定的な思考と全体の一部としての自分の役割を天からのプレゼントとして、受け入れ、今を精一杯生き、良い運を自ら導き、迎え入れたいものです.



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